令和4年度 総会

 
 
 

福井城の復元をすすめる会 
令和4年度 総会

 令和4年7月2日、福井城の復元をすすめる会 令和4年度総会が開催されました。
 当会が発足して20周年を迎えるにあたり今年度は記念事業を実施することなど議論頂きました。
また、講演会では吉田純一会長の講演、ヒツジサル櫓の絵図比較検討についてお話頂きました。


福井城の復元をすすめる会 令和4年度 事業計画

1 重点方針

2024年(令和6年)春に開業する北陸新幹線敦賀延伸までの期間が2年を切っている今、新しい駅舎が姿を現し、福井駅西口が「福井城址口」に決定しました。また、JR
福井駅西側の再開発が進行しているこの機会に、当会の発足以来の目的である「福井のまちの顔となる福井城址を活かし一層魅力あるまちなかにする」ための取組を、厳しい状況下でできるかぎり強化していきます。

  • 平成14年9月当会が発足して以来、20周年を迎えるに当たり、記念事業を実施します。
  • 福井駅に近接し周辺の施設とのリンクにより歴史を活かしたまちづくりの機運を高めるため、令和2年、福井県「福井城址活用検討懇話会」において意見発表した「坤櫓及び土塀の復元整備等を含めた福井城址公園の整備」ができる限り早期に実現できるよう、また、関係団体と連携して考案した「福井市まちなかの歴史を活かしたまちづくり構想「みんなで誇れる“歴史いっぱいのまちなか“をめざして」と題する提言がひとつずつ実現できるよう関係機関、関係諸団体と連携協力を図り、当局への提言・意見交換、広報活動の充実等に努めながら、本会の目的の実現を目指した諸活動を進めていきます。
  • 令和元年度末に改訂した本会パンフレットを活用するとともに、ホームページやSNS(Facebook)を更新しながら情報発信を継続し、福井城の復元と福井城址公園整備に対する理解を広めるとともに参画・協力の気運を高めていきます。
  • 本会の更なる発展を目指し、会員数の増員、財源の確保と有効活用等に取り組みます。そのために、役員体制の更なる強化、事務局体制の充実を推進します。

 

2 事業内容

  • 第30回評議員会 

新型コロナウィルス感染症予防に留意しながら、対面方式で評議員会を開催する。
【期 日】5月27日(金)午後6時~
【会 場】福井県国際交流会館(2階)会議室
 
(2)第21回総会
新型コロナウィルス感染症の状況を勘案しながら、総会の開催をめざす。
【期 日】7月3日(日)午後1時30分~
【会 場】福井県国際交流会館
 

  • 第36回研修会~~

当会の重要な目標である坤櫓の実像に係る講演による研修を行うと共に、当会が関係団体と共同で考案した提言「福井市まちなかの歴史を活かしたまちづくり構想 みんなで誇れる“歴史いっぱいのまちなか“をめざして」をもとに、福井の貴重な歴史資源を活かすまちづくりについて会場討論会を開催する。
【期 日】7月3日(日)午後2:30~  
【テーマ】「これからの福井のまちづくり~福井城址公園の整備とともに~」
   【内 容】○基調講演  講師:福井工業大学名誉教授(福井城の復元をすすめる会会長、FUT福井城郭研究所前所長)吉田純一 氏
        ○会場討論会「福井の良さが輝く歴史いっぱいのまちなかをめざして!」
 

  • 福井城の復元をすすめる会20周年記念事業

「歴史いっぱいのまちなかをめざすシンポジウム」及び福井城址をめぐるまち歩き
【期 日】10月  
【テーマ】「これからの福井のまちづくり~福井城址公園の整備とともに~」
  【内 容】複数の散策コースを設け、ガイドによる案内を聞きながらまち歩きをする。
 
(5)福井城址クリーンアップ活動
   ○9月下旬、福井城址の結城秀康公石像のクリーンアップやその周辺の清掃活動に取り組む。
 
 
(6)行政当局への要望活動
関係諸団体と連携協力を図り、県知事、福井市長への提言・要望活動を行う。
 
(7)広報活動
   ○本会広報用パンフレット改訂版、リーフレット「福井市まちなかの歴史を活かしたまちづくり構想「みんなで誇れる“歴史いっぱいのまちなか“をめざして」を、研修会・イベント等の機会に配布
する。
   ○本会創立20周年を機にホームページをリニューアルする。
○報道機関に研修会・イベント等の広報を依頼するとともに、本会ホームページとFacebookに情報を掲載し、会員への周知や市民・県民への理解と協力の広がりを図る。
 
(8)役員会 
  ○各事業の企画・運営、会の運営について協議する。原則として、隔月で開催する。
 
(9)各関係団体、関係機関との連携
関係団体、関係機関と連携しながら、本会の活動の充実をめざす。

  • 県が実施する福井城址活用に関連するシンポジウムや講演会等に参加します。
  • 大名庭園サミット大会への参加←「養浩館庭園を守る会」への協力。
  • 「福井城址お堀の灯り」(順化お堀の灯り実行委員会主催)への参加。7月 中・下旬
 

令和3年度  事 業 経 過 報 告

(令和3年7月9日~令和4年5月26日)

第29回評議員会
新型コロナウィルス感染症拡大予防のため、会議は開催せず、書面議決により事業承認を得ることとする。
第20回総会
新型コロナウィルス感染症拡大予防のため、総会は開催せず、評議員による書面議決をもって総会の議決とすることとする。
・評議員による書面議決を依頼。(令和3年9月17日)
・9月30日までに書面議決書返送。
・全議案が承認され,結果報告。(令和3年10月24日)
 《議案》・令和2年度以降事業経過報告、収支会計報告、協賛金会計報告、同 監査報告の承認
・令和3年度事業計画(案)の承認        ・令和3年度予算(案)の承認          
    ・評議員及び役員の承認
【お寄せいただいたご意見】
・大変な時期(コロナ禍)ですが、宜しくお願いします。
     ・良き目標に向かって進みたいと思います。
・書面では、事業計画(案)の内容がよくわかりません。              
意見交換会事前打合せ会
○日時:令和3年10月1日(金)午後2時~
○会場:県立博物館カフェ
○参加者:関係3団体代表者、事務局
福井城址の清掃活動
※「福井市クリーンアップ作戦」は、昨年度と同様に,新型コロナウィルス感染症対策のため実施されなかったが、毎年実施している福井城址清掃活動を本会独自に実施した。
  ①日 時  令和3年10月3日(日) 午前9時~
  ②会 場  福井県庁前広場
  ③内 容  結城秀康公石像の汚れ落とし及び周辺の清掃
  ④参加者  7名
 
意見交換会
①日時:116日(土)14時~
②会場:アオッサ(7階)706・707号室
③参加者:22
・福井城の復元をすすめる会評議員
・(公益社団法人)福井青年会議所理事長
・まちづくり福井株式会社社長  
・福井市歴史ボランティア語り部会長
・福井市立郷土歴史博物館ボランティアとねりの会代表 
・養浩館庭園を守る会会長
・福井市シルバー人材センターガイド倶楽部会長
・福居どまんなか歴史会会長
・木曜お堀の会会長                       
・ふくい歴女の会会長
・福井観光おもてなしガイド        
・二の丸カフェ運営者
④内容:◎基調提案 平野和夫 氏(木曜お堀の会会長)
○質疑応答     
○意見交換     
○まとめ・今後の取組
 
◎第2回意見交換会
①日時:1218日(土)14時~
②会場:アオッサ(7階)706・707号室
③参加者:第1回意見交換会参加者の他、越前龍馬会会長が出席された。
④内容・提言原案について、各団体における検討結果について報告。提言内容について合意が得られた。
・提言内容を記載した地図及び福井市のまちなかの歴史を紹介するリーフレットの印刷について、福井城の復元をすすめる会に一任することが了承された。
 
福井商工会議所会頭 八木誠一郎氏とのまちづくりに関する意見交換
①日時:令和4121日(金)
②会場:福井商工会議所応接室
③参加者
【商工会議所】八木会頭、課長、事務局長
【福井城の復元をすすめる会】岡田副会長、山本顧問、皆川顧問、平野氏、
浅井氏(福井青年会議所副理事長= 方橋理事長代理)事務局(平馬氏、井上氏)
④内容
○中心市街地のまちづくりについて、福井城の復元をすすめる会等の共同提言や福井商工会議所等の企画を提示しながら意見交換を行い、相互理解及び今後の情報交換について確認した。
 
◎「福井市まちなかの歴史を活かしたまちづくり構想「みんなで誇れる“歴史いっぱいのまちなか“をめざして」と題する提言のリーフレット完成、納品
①日時:3月28日(月)  
②印刷部数:1万部、費用:327,800円 
③その他:ふくい笏谷石の会も共同提言団体に参加
 
◎記者発表 
①日 時:420日(水)11:00~
②会 場:県庁広報広聴課内 
③出席者:吉田純一会長、山本正雄副会長、事務局
   ☆福井新聞、建設工業新聞等で報道→数件の問合せ
 
◎県及び福井市当局を訪問
(1)日時:420日(水) 
(2)訪問先①県交通まちづくり課へリーフレット持参・説明
②福井市商工労働部観光文化局文化振興課へリーフレット持参、説明
③福井市都市戦略部都市整備課へリーフレット持参、説明
 
◎共同提言団体代表者等連絡会議
①日時:4月23日(土)18時から
②会場:アオッサ(6階)601号室  ③参加者:20
④内容:○「福井城址活用検討懇話会」(福井県設置)の『提言書』等最近の状況について
○提言用リーフレット『みんなで誇れる“歴史いっぱいのまちなか”を目指して!!』の活用策についてリーフレットの配布、活用方策の意見交換
※2グループに分かれてディスカッション
    ◇西口広場の恐竜は、東口へ移転することが望ましい。
  ◇お堀の東側、北側の遊歩道整備が必要。
  ◇順化小学校等で学習に活用していただく提案を。 他
○各団体の希望に応じてリーフレットを配付
 
◎福井商工会議所へリーフレット持参、情報交換
①日時:5月13日(金)13:00~
②出席:山本副会長、平馬事務局次長  福井商工会議所事務局長
 
◎福井城の復元をすすめる会の広報活動充実
Facebookへの掲載→多数の閲覧
 
◎会計監査
《期日》令和4年5月19日()11時~ 
《会場》福井市順化公民館ホール
 
◎役員会開催
事業・会議の準備や今後の方向性等についての協議を行ってきた。
   令和3年9月10日(金) 11月29日(月) 令和4年3月14日(月)
令和4年4月15日(金)  5月20日(金)
 
【会員状況】令和4年4月30日現在
団体、法人  83団体(95口)
個人  1,180人 (1,593口)
 
《参考》
 
福井城址活用検討懇話会『提言書』を県知事へ提出。県知事記者会見で発表(福井新聞記事)
○3月18日(金)
○目標年次《短期》2024年、《中期》2030年、《長期》2040年》
☆「坤櫓と西側土塀の復元は、短期から中期にかけた事業案」として盛り込まれる。
☆「県都にぎわい創生協議会」(県、福井市。福井商工会議所)が今夏策定する 中心市街地全体のまちづくりのグランドデザインに反映される見込み。
☆県庁移転は「40年以降を想定」

・福井城址一帯を「県民の城」として認識されることが重要。
・復元の検討は県民の機運を高める取組と並行して進める必要あり。
・復元の財源は、クラウドファンディングの活用も検討。
22年度に関連のフォーラムを開催予定。
 
○北陸新幹線福井駅西口愛称が「福井城址口」に決定(福井新聞記事3/23
○3月22日(火) JR西日本金沢支社が発表。
○東口の愛称「一乗谷口」
 
(3)日刊県民福井(5月2日付け)で報道
 「福井城坤櫓復元 本年度準備着手」